鳩山首相「みそぎと胸張るつもりない」(産経新聞)
鳩山由紀夫首相は15日夜、小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる問題について、「選挙ですべてみそぎが終わったと胸を張るつもりはない。反省すべきところは反省しなければならない。将来的に変えるべきところは変える努力も必要だ」と述べた。首相官邸で記者団に答えた。
ぶら下がり取材の詳報は以下の通り。
【JAL】
−−前原誠司国土交通相との会談で日本航空の支援について政府方針も出すということが決まったようだが、どのような内容なのか。また、会社更生法が適用となった場合に利用者の混乱も予想されますがその辺はどうか
「まだ、会社更生法が適用になったというわけではありません。仮定のご質問には答えるべきではないと思います。前原大臣に私は申し上げたのは、これは、例えば総理が判断すべきことと、総理の判断ではない、これは機構が判断すべきことは分けて考える必要があると思っておりまして、どういう支援をするかとかいう話は、JALまずそのことをどのように機構にお願いするか、それに対して機構がどう答えるかにかかわる話ですから、まだ私の判断すべき話ではないということで、前原大臣には申し上げました。したがいまして、これ以上私が仮定の話にお答えするべきではないと思います」
−−今日決定したということは
「政府方針という話もどのような内容になるかによって決まるわけですから、今、前もって政府方針がこのように決まったということではありません。ただ、そのプロセスをこのように考えていきたいという話があっただけです」
【小沢幹事長の土地取引疑惑】
−−小沢一郎民主党幹事長の土地購入問題だが、前原国交相が閣議後の会見で、「明確に事実がないなら、説明責任を果たされるのが大事だ」と話すなど、閣内から事実の有無にかかわらず、小沢幹事長が説明すべきとの声が上がっている。検察の捜査の結論が出るまで説明の場を設けなくて良いと考えるか
「私は基本的には、小沢幹事長ご自身の問題ですから、ご自身が判断をされるべきだと思います。これは捜査が進めば、私はやはり、然るべきところで小沢幹事長ご自身が判断をされるのではないか。そのように思っております」
−−来週から始まる通常国会だが、菅直人副総理・財務相が「国会審議に与える影響がないとはいえない」と述べるなど、政治とカネの問題の国政への影響も懸念されるが、どう臨むか
「私もすべてですね、国民の皆さん、『政治家はクリーンであってほしい』。そのように思っておられることは、間違いありませんから、その意味で、当然、反省すべきことは反省する必要がある。政治資金の問題なども、これからどのようにしていくべきかという議論は、与党野党、隔てなく考えるべきことではないかと思っていますし、それをどのようにして考えていくかも、私はたとえば、有識者なども含めてね、検討していただくことが必要なのかなと今は思っています」
−−民主党のナンバー1・2がそろって政治とカネの問題について問題が起きている。首相は「国民はそのなかで、政権交代を望んだ」と今朝、お答えになった。「総選挙の前から出ていた話で、それにもかかわらず、選んでいただいた」と述べているが、国民の前に明らかになったことは選挙前と後では明らかに大きな違いがあると思うが、その点はどう説明するか
「うん。私はどこまで大きく違うかがまだ、必ずしも、捜査の途中ですから分からないところがあると思います。大事なことはやはり、私は選挙ですべてみそぎが終わったと胸を張るつもりはありません。したがって、先ほど申し上げたように、反省すべきところは反省しなきゃならんと思っていますし、将来的に変えるべきところは変える努力も必要だとは思います」
「一方でやはり、国民の皆様方に対して、われわれとすれば、色々なこういった状況がありながら、選んでいただいた。選んでいただいた以上、その負託には応えるという義務も責任も大変大きいと思っていますから、一方では、その責任も果たしていきたいということを申し上げたつもりでございます」
=(2)に続く
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ぶら下がり取材の詳報は以下の通り。
【JAL】
−−前原誠司国土交通相との会談で日本航空の支援について政府方針も出すということが決まったようだが、どのような内容なのか。また、会社更生法が適用となった場合に利用者の混乱も予想されますがその辺はどうか
「まだ、会社更生法が適用になったというわけではありません。仮定のご質問には答えるべきではないと思います。前原大臣に私は申し上げたのは、これは、例えば総理が判断すべきことと、総理の判断ではない、これは機構が判断すべきことは分けて考える必要があると思っておりまして、どういう支援をするかとかいう話は、JALまずそのことをどのように機構にお願いするか、それに対して機構がどう答えるかにかかわる話ですから、まだ私の判断すべき話ではないということで、前原大臣には申し上げました。したがいまして、これ以上私が仮定の話にお答えするべきではないと思います」
−−今日決定したということは
「政府方針という話もどのような内容になるかによって決まるわけですから、今、前もって政府方針がこのように決まったということではありません。ただ、そのプロセスをこのように考えていきたいという話があっただけです」
【小沢幹事長の土地取引疑惑】
−−小沢一郎民主党幹事長の土地購入問題だが、前原国交相が閣議後の会見で、「明確に事実がないなら、説明責任を果たされるのが大事だ」と話すなど、閣内から事実の有無にかかわらず、小沢幹事長が説明すべきとの声が上がっている。検察の捜査の結論が出るまで説明の場を設けなくて良いと考えるか
「私は基本的には、小沢幹事長ご自身の問題ですから、ご自身が判断をされるべきだと思います。これは捜査が進めば、私はやはり、然るべきところで小沢幹事長ご自身が判断をされるのではないか。そのように思っております」
−−来週から始まる通常国会だが、菅直人副総理・財務相が「国会審議に与える影響がないとはいえない」と述べるなど、政治とカネの問題の国政への影響も懸念されるが、どう臨むか
「私もすべてですね、国民の皆さん、『政治家はクリーンであってほしい』。そのように思っておられることは、間違いありませんから、その意味で、当然、反省すべきことは反省する必要がある。政治資金の問題なども、これからどのようにしていくべきかという議論は、与党野党、隔てなく考えるべきことではないかと思っていますし、それをどのようにして考えていくかも、私はたとえば、有識者なども含めてね、検討していただくことが必要なのかなと今は思っています」
−−民主党のナンバー1・2がそろって政治とカネの問題について問題が起きている。首相は「国民はそのなかで、政権交代を望んだ」と今朝、お答えになった。「総選挙の前から出ていた話で、それにもかかわらず、選んでいただいた」と述べているが、国民の前に明らかになったことは選挙前と後では明らかに大きな違いがあると思うが、その点はどう説明するか
「うん。私はどこまで大きく違うかがまだ、必ずしも、捜査の途中ですから分からないところがあると思います。大事なことはやはり、私は選挙ですべてみそぎが終わったと胸を張るつもりはありません。したがって、先ほど申し上げたように、反省すべきところは反省しなきゃならんと思っていますし、将来的に変えるべきところは変える努力も必要だとは思います」
「一方でやはり、国民の皆様方に対して、われわれとすれば、色々なこういった状況がありながら、選んでいただいた。選んでいただいた以上、その負託には応えるという義務も責任も大変大きいと思っていますから、一方では、その責任も果たしていきたいということを申し上げたつもりでございます」
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